3月11日 絆の灯り事業

全国でキャンドルを使った灯りの事業でまちづくりをしている団体さんは少なくありません。電飾による灯りのイベントもありますが、やはり暖かさと揺らぎを感じるキャンドルはとても人気があり、そのメッセージを伝える力も評価されて本当に広く拡がっています。
私たちのピースキャンドルは15年前は本当の新参者(?)でしたが、いつのまにか中堅どころに進化。それだけ事業を続けるのは難しいのだろうなあとも思っています。

そんなキャンドルの団体は連携をしているケースがあります。作り方や、材料や、スタッフや…諸々の悩みやアイデア、相談を交換するのですが、私たちは「灯りサミット」というグループに入っています。昨年は三重県伊賀市でサミットが開催され、その前は北海道の定山渓、その前は兵庫の篠山と続いています。広島でも5年前に開催しました。

今年はその連携をしているキャンドルの団体の中で北海道の様似町(襟裳岬の近くです)の「さまに夢灯りの会」さんと札幌の「NPO北海道の地域文化を考える会」さんから、東北の被災地で灯す話があるけれど、全国の団体に呼び掛けて一緒にやらない?というありがたいお話が舞い込んで来ました。
とりあえず岩手県宮城県の被災地で、受け入れをしていただく(実はこっちが主催)団体も正式決定しそうで、全国の団体を含めて実行委員会を立ち上げて、3月11日の夜に慰霊と、復興の祈りの思いを込めたキャンドルを灯します。
せっかく全国の団体が参加するので、同時刻にそれぞれの地域でも灯していただこうという計画もあります。
今週末か来週にはもっとはっきりとした計画が上がってくるので、みなさんにお知らせできると思います。

そのキャンドルの仲間のいくつかは、今さっぽろ雪まつりでキャンドルの事業を奮闘中。寒いので気をつけて、素敵な灯りを皆さんと共有して欲しいです。