今年も絆の灯りを灯します

来月の3月11日は、2011年に起きた東日本大震災からまる5年目になります。多くの人が亡くなり、被災されました。阪神淡路大震災も多くの悲しみを産みました。かなしい記憶はぬぐえませんが、表面的に過ぎないとは思いますが、阪神地域の生活環境は復旧したようにも見えます。

私どもは全国のキャンドルでまちづくりをしている団体様とともに「絆の灯り」をそれぞれの地域と、被災された東北で灯し、全国であの災害は忘れていない事をお約束するメッセージを伝えあおうという考えから、「絆の灯り」事業を2012年から始めました。
毎年ご理解、ご参加を頂く団体、地域さんも増えました。当初は思いを伝えあうということを大事にしようということで、規模や数ではなく、5年間はしっかり続けよう、5年経てば復興の足取りになっているのではないか…と考えたのです。しかし東日本では5年経っても仮住まいの人は多く、復興どころか決して復旧の域にも達していない所もありますし、福島の原発事故は未だに多くの人に負わなくてもよい負担を背負いこませています。
今年もそんな辛く悲しい思いで、「絆の灯り」を灯さざるを得ないこと残念に思います。しかし少しづつでも未来が見えるなら、私どものキャンドルの灯りで、その道筋を照らしていきたいと思っています。

今年も全国の団体様とともに「絆の灯り」を灯してまいります。ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。

絆の灯り事務局案内文書.pdf 直