面接で目立つ事

suzukit352007-10-01

当社の就活では
会社説明会→グループ面接→2次面接と進み、私は最後の最終面接の時に学生の方とお話しする時間をもらいます。もちろん会社説明会から2次面接の間も学生の方と顔を合わせる時間がありますので、最終面接までには書類上だけでなく、顔と雰囲気がとりあえず頭に入った状態になっています。

当社の最終面接は一人一人と面談をしますので、学生さんはほとんど緊張しています(例外なくと言ったほうが良いかも)。実は私の方も緊張しているのですが、学生さんの緊張感の方が大きいためか、気がつかれないことが多いようです。
さてその面接の時にすぐにわかることがあります。それはこの学生さんは「大人と話をする経験が多いか、少ないか」ということです。学生時代は同級生との交友関係が主ですから、友人よりも年配の人と話をするのは限られると思います。サークルでの先輩か、アルバイト先での先輩バイト君がせいぜいかもしれません。もちろんゼミの教授と話をする事もあるでしょうが、努力をしない限り、大人(おじさん、おばさん世代)と話をする機会は決して多くないと思います。
それがこの最終面接の時に出るんですね。

私はおじさんです。多分就活をされる皆さんのお父さん位の年齢にあたると思います。社長は色々な人と話をするのも役割ですから、少し話をしただけで「この人は大人と話し慣れているか、慣れていないか」がわかります。大人と話をするのが慣れていない人は、緊張もあり、一所懸命さはわかるのですが、私に自分の良さを充分に伝え切れません(私の引き出す努力が欠けているとも思いますが・・・)。これって互いに残念ですよね。一人あたりわずか20分程度の面接ですから、聞きたい事も沢山、話したい事も沢山ある中で20分は残念ながら短すぎるのです。ですから「大人と話をする機会が少ない人は就職面接では不利だ」と私は実感しています。
じゃあどうすればよいか?それはまた次回のブログで!
ちなみに写真は同窓会での司会風景(同窓会ですから大人ばっかりに対して話をしております…)