リサイクルキャンドルについて

毎年8月6日のキャンドルはそれぞれ制作された方がお持ち帰りになります。ただ修学旅行等で持ち帰ることが出来ないものは当会が持ち帰ります。

持ち帰ったキャンドルは1.底のピンを抜き2.芯キャンドルを外します。

その後形がしっかり残っているもの(A)、ある程度形が残っているもの(B)、ほとんど溶けてしまったもの(C)、の3種に分類します。
毎年持ち帰るキャンドルは3000個程度ありますが、A:B:Cの比率は1:3:6位になります。
Aのキャンドルはそのまま保管し、ピースキャンドルへの依頼がある団体に貸出、残りは翌年の8月6日に点灯します。
Bのキャンドルは表面のクレヨンやマーカーの顔料を手作業で落とし、砕いた上で、再度新しいロウを混ぜ合わせて再生用材料として翌年使用します。
Cのキャンドルは顔料を落とすのが難しいので、砕いて廃棄処分にします。

Aのキャンドルは良いのですが、毎年BとCのキャンドルの扱いは、皆さんのメッセージ、思いがこもっているキャンドルだけに、取り扱いに苦しみます。もっと有効にリサイクルが出来ないか?というのが長年の課題でしたが、今年新しく関係が出来たのが「使い捨てから再利用へ キャンドルのリサイクルループを構築」を目指している東京の【Tieh】Handmade Candle Shopの藤代さんです。
詳しくはウェブをご覧頂きたいですが、当会のキャンドルのBとCの一部をリサイクルし、再利用できるようにしたい。またピースキャンドルの思いも繋がるような再生を考えたいというご提案でした。
Tiehさんは、現在それを軌道にのせるべくクラウドファンディングで告知されています。
https://readyfor.jp/projects/candloop-project

支援者も増えてきていますが、残り1週間で70%です。是非ともピースキャンドルに関わった皆様のご協力を頂ければと思います。当会が回収したピースキャンドルにも、また命を吹き込むことが出来ると確信しています。何卒よろしくお願い致します。